管理人:水瓶座
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Iraq Body Count NHK受信料支払い停止運動の会 リアルタイム財政赤字カウンタ マガジン9条 週刊金曜日 |
どのような運動であれ、組織の肥大あるいは賛同者が増加するにつれて「緩やかさ」が失われてゆくのは常であろう。
はっきりと申せば発起人子には失礼ながらSTOP THE KOIZUMIなる運動は当初から「デモをすれば平和が来る」と信じて疑わぬ“青空ばかり見上げている平和主義者的”といった程度の入れ物に過ぎない、と私は感じていた。 にもかかわらず私がその入れ物に参加したのは、少なくない方々がそうであろう「緩やかな連帯」を期待したからであり、投票を棄権するようなことは避けたいとの思いからである。「だれに投票しても政治は変わらないよ」と訳知り顔で棄権するのだけはよそうと思ったからである。 それは動(やや)もすると、この国がいよいよのっぴきならない状況に陥ったとき「おれは小泉政権に反対だったんだ」という“アリバイづくり”にしかならぬ運動帯であったとしても、だ。 この国は曲り角を迎えたなどという呑気な状況ではない今、かつ「ポチ萌え」諸君らが跋扈(ばっこ)するインターネット上においては「ポチだけはイヤッ!」(晋三もイヤだけどね)とひとりひとりが意志を鮮明にすることが第一義であろう。それはなにも運動帯に属さなければ達成できないことではない。そして必要なのは「組織」ではなく「連帯」である。 共産党員でなければ共産党を応援することはできないのか、創価学会員でなければ公明党を応援できないのか、そうではあるまい。STOP THE KOIZUMIに諸手を挙げて賛成する者にも懐疑的な者にも、足りないのは「大らかさ」その一点であると思われる。 おのれの思惑とのズレが生じたときの落胆は大きいものだ。過度の期待はそもそも禁物なのである。このことはSTOP THE KOIZUMI管理人子にも懐疑派にも云えるだろう。ただ、STOP THE KOIZUMIがもはやひとり歩きをし始めていることは確かであると思う。 念のため申しておくが、私は参加した当初からSTOP THE KOIZUMIに全面的に賛成賛同するものではない。かといって批判するつもりもない。いわば一定の距離を保った野次馬というズルい位置に立っているのである。が(言い訳)、早々に息切れのする運動なら初めからしない方がよろしい。まぁ本ブログがSTOP THE KOIZUMIの参加リストから外されたら嫌が応にも同盟から抜けねばなるまい。そうなったらそうなったまでのことだ。 ただ同同盟の内輪意識が余りに強くなるとポチ萌え諸君らから「オナニー見せ合って喜んでるよゲキワロス」と云われてしまうので注意だね。
by anarchy_jp
| 2005-11-12 11:44
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